名古屋市の吹奏楽情報|活動中の一般吹奏楽団と、部活動の地域展開はどこまで
この記事は愛知県名古屋市の吹奏楽情報ページです。この町で活動している一般吹奏楽団と、名古屋市の公式サイトに公開されている中学校部活動の地域展開(地域移行)の情報を、スイラボ編集部が2026-09-24に確認してまとめました。内容は公式ページや各団体の発表をもとにしており、確認できていない事項は「確認できていない」と書いています。

名古屋市立中学校でお子さんが吹奏楽をしている保護者の方は、土曜や日曜の練習がこれからどうなるのか気になっているかもしれません。地域の楽団で活動している方や、指導に関わっている方も同じだと思います。この記事では名古屋市の休日の部活動がこれからどう変わっていくのかを、公式の方針とスイラボの考え方の両面からお伝えします。
名古屋市で活躍する一般吹奏楽団
名古屋市を拠点に活動している一般の吹奏楽団を、各団体の公式ページや自治体・ホールの案内で確認できた範囲で紹介します(2026-09-24確認・7団体)。学校の部活動のあとも、この町で吹き続けられる場所です。
| 団体名 | 種別 | 練習場所 | 主な活動 |
|---|---|---|---|
| 名古屋市民吹奏楽団 | 一般 | 名古屋市中区金山の音楽プラザ、青少年文化センター | 定期演奏会、アンサンブルコンサート、教育施設や介護施設での出張演奏 |
| 名東ウインドオーケストラ | 一般 | - | 定期演奏会、地域イベント出演 |
| オルカウィンドオルケスタ | 一般 | - | 演奏会、イベント演奏、老人ホームなどでの慰問演奏 |
| 名古屋緑吹奏楽団 | 一般 | - | 定期演奏会などの演奏活動 |
| Connect Symphonic Band(スイラボ掲載) | 一般 | - | 定期演奏会、大演奏会の開催 |
| 東海吹奏楽団 | 一般 | 名古屋市南区・瑞穂区・熱田区などの生涯学習センター | 演奏会・コンサートの開催 |
| 名古屋東吹奏楽団(スイラボ掲載) | 一般 | - | 演奏活動(毎週日曜に練習) |
| 段階 | 休日の部活動を地域クラブ活動へ移行中(令和7年10月本格実施) |
|---|---|
| 計画・方針の名称 | 名古屋市における土曜日・日曜日のクラブ活動の実施方針 |
| 策定・公表 | 令和7年 |
| 目標・期限 | 令和7年10月 |
| 地域クラブ・受け皿 | 地域スポーツクラブ、各種競技団体、プロチーム、民間事業者、大学、文化芸術団体等大小さまざまな団体等を実施主体に想定 |
| 文化部・吹奏楽の記述 | 地域クラブ活動の実施主体として文化芸術団体等も想定。ただし吹奏楽・楽器に特化した記述はこのページ本文には無し |
| 楽器の記述 | 確認できていません |
| 費用の記述 | 確認できていません |
| 担当 | 教育委員会事務局 生涯学習部 部活動振興課 部活動振興担当 電話052-291-4406 |
| 公式ページ | https://www.city.nagoya.jp/kyoiku/page/0000176208.html |
令和7年10月から、名古屋市立中学校における土曜日・日曜日の部活動は大会参加等を除き実施しなくなります。
令和7年10月からの実施に向けて、「名古屋市における土曜日・日曜日のクラブ活動の実施方針」を策定しました。
地域クラブ活動の実施主体となる団体等としては、地域スポーツクラブ、各種競技団体、プロチーム、民間事業者、大学、文化芸術団体等
愛知県の方針(市町村の土台になるもの)
愛知県は「部活動の地域展開等の進め方に関するガイドライン≪改訂版≫(前身は「部活動の地域移行・地域連携の進め方に関するガイドライン」2023年6月策定)」(2023年度(令和5年度)策定、2026年度(令和8年度)改訂)を示しています。市町村の取り組みはこの県の方針を土台に進むので、要点を表にまとめます。
| 県としての段階 | 国の改革実行期間(2026年度からの6年間)に対応し、休日の文化部活動から地域展開を推進する段階 |
|---|---|
| 文化部の扱い | 愛知県吹奏楽連盟と連携して取組を推進し、地域クラブ・ジュニア吹奏楽団等のコーディネーター・指導者のためのガイドブックを公開。休日の文化部活動の地域展開を進める。 |
| 楽器の記述 | 文化部活動地域移行推進事業の中で「指導者の確保、費用負担の在り方など」に総合的に取り組むとの記載。楽器の貸与・備品負担についての個別・明確な記述は公式ページ上では確認できず。 |
| 市町村への支援 | 文化部活動地域移行推進事業を実施し、関係者との連絡調整や指導・助言の体制づくり、指導者の確保、費用負担の在り方などに総合的に取り組む。県内全市町村の担当者・コーディネーターが参加する協議会を設置。 |
| 担当 | あいちの学び推進課 家庭教育・地域連携支援グループ(文化部)/教育委員会事務局 保健体育課 学校体育グループ(運動部) |
| 公式ページ | https://www.pref.aichi.jp/soshiki/aichi-manabi/chiikiiko-bunkabukatsud |
愛知県吹奏楽連盟と連携して取組を推進
地域クラブ・ジュニア吹奏楽団等コーディネーター・指導者のためのガイドブック
名古屋市の吹奏楽部は、これからどうなるのか

公式サイトによると、令和7年10月から名古屋市立中学校における土曜日と日曜日の部活動は大会参加等を除き実施しなくなります。名古屋市は令和7年に「名古屋市における土曜日・日曜日のクラブ活動の実施方針」を策定しました。休日の部活動は地域クラブ活動へ移り、その本格実施は令和7年10月からと書かれています。受け皿となる団体には文化芸術団体等も挙げられています。ただし、このページの本文には吹奏楽や楽器に特化した記述は確認できていません。
地域で吹奏楽を続けるときには楽器の問題がついて回るとスイラボは考えています。学校の備品を誰が使えるのかという問いは、方針に書かれていないところで残りやすいと思います。参加費だけで楽器をそろえるのは簡単ではないと思います。吹奏楽には競技の顔と生涯の顔があるとスイラボは考えています。地域展開で残したいのは音楽を始める入口と、続けられる場所だと思います。愛知県のガイドラインには愛知県吹奏楽連盟と連携して取組を推進すると書かれています。県は地域クラブやジュニア吹奏楽団等のためのガイドブックも公開しています。指導者の確保や費用負担の在り方などに総合的に取り組むとも書かれています。
地域クラブになったとき、楽器はどうする?
部活動が地域クラブに変わるとき、いちばん現実的な問題が楽器です。学校の備品をそのまま使えるのか、クラブが自前でそろえるのか、個人で用意するのかは自治体や学校ごとに扱いが違います。名古屋市の公式の文書に楽器の記述が見つからない場合は、クラブや学校に直接確認するのが早道です。
個人で用意する場合の選択肢は3つあります。楽団やクラブの備品を借りる、中古楽器を買う、月額制のレンタルを使う、です。続けられるか分からない最初の1年は、買わずに借りて様子を見る家庭も増えています。

愛知県全体でスイラボに掲載されている吹奏楽団
名古屋市の外にも通える範囲の楽団があります。愛知県でスイラボに掲載されている一般の吹奏楽団は次のとおりです(掲載順・5団体)。
楽団の探し方や入団までの流れは 愛知県で吹奏楽団に入りたい人のガイド にまとめています。
名古屋市の休日の部活動は、令和7年10月に大きな節目を迎えます。決まっていないことがまだ残る今は、遅れているのではなくこれから決まっていく時期だとスイラボは考えています。この町で音楽を続けたい子と大人にとって、その入口はきっと近くにあります。
あなたの楽団・地域クラブも、スイラボに無料で掲載できます
地域クラブや一般楽団の情報は、その町で楽器を続けたい人の道しるべになります。掲載は無料で、練習場所・練習日・募集パートを載せられます。

この記事の考え方の土台は、服部悟『吹奏楽部の地域展開を考える問題集』(noteで無料公開)です。
出典と更新について
- https://www.city.nagoya.jp/kyoiku/page/0000176208.html
- https://www.city.nagoya.jp/kyoiku/page/0000051145.html
- https://www.pref.aichi.jp/soshiki/aichi-manabi/chiikiiko-bunkabukatsudo.html
- https://www.pref.aichi.jp/soshiki/hoken-taiiku/bukatsudou-181019.html
- https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/564384.pdf
- https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/583965.pdf
公式サイトの確認日は2026-09-24です。自治体の発表が更新された場合や、掲載内容に誤りがある場合は、スイラボのお問い合わせからお知らせください。確認のうえ修正します。


