立川市の吹奏楽情報|活動中の一般吹奏楽団と、部活動の地域展開はどこまで
この記事は東京都立川市の吹奏楽情報ページです。この町で活動している一般吹奏楽団と、立川市の公式サイトに公開されている中学校部活動の地域展開(地域移行)の情報を、スイラボ編集部が2026-10-20に確認してまとめました。内容は公式ページや各団体の発表をもとにしており、確認できていない事項は「確認できていない」と書いています。

休日の朝に楽器ケースを持って出かけるお子さんを見送りながら、この先も学校で吹奏楽を続けられるのか気になっている保護者の方は多いと思います。立川市では、中学校の部活動を地域とつなぐ準備が少しずつ進んでいます。この記事では、立川市の公式サイトで確かめられたことと吹奏楽部のこれからについてのスイラボの考え方をお伝えします。
立川市で活躍する一般吹奏楽団
立川市を拠点に活動している一般の吹奏楽団を、各団体の公式ページや自治体・ホールの案内で確認できた範囲で紹介します(2026-10-20確認・1団体)。学校の部活動のあとも、この町で吹き続けられる場所です。
| 団体名 | 種別 | 練習場所 | 主な活動 |
|---|---|---|---|
| 立川市吹奏楽団 | 一般 | たまがわ・みらいパークなど | 毎年夏にたましんRISURUホールで定期演奏会(2026年7月20日に第54回)、市民文化祭ファミリーコンサート、たちかわ吹奏楽フェスタ出演 |
| 段階 | 休日から段階的に地域連携・移行中、推進計画の改訂を検討中 |
|---|---|
| 計画・方針の名称 | 立川市立中学校部活動の地域連携・地域移行に関する推進計画 |
| 策定・公表 | 令和6(2024)年9月 |
| 目標・期限 | 令和7(2025)年度末までに全市立中学校で休日の部活動から段階的に地域連携・地域移行の取組(令和8年度以降は更なる展開を検討) |
| 地域クラブ・受け皿 | 地域クラブ数の記載なし。計画のスケジュール表に「トライアル事業【地域団体との連携・協働(中央大学)】」と記載。合同部活動もトライアル事業として実施 |
| 文化部・吹奏楽の記述 | 令和5年度の文化部は43部。文化部で休日に活動しているのは吹奏楽部のみ。改革推進期間は休日に活動しているスポーツ競技や吹奏楽等の文化芸術活動を中心に取組を進める |
| 楽器の記述 | 確認できていません |
| 費用の記述 | 金額の記載なし。会費は受益者(保護者)負担で、可能な限り低廉な価格設定に努める。困窮世帯等への支援は国や東京都の動向を踏まえて検討 |
| 担当 | 立川市教育委員会事務局 教育部 指導課 指導係 042-523-2111(内線2485〜2488) |
| 公式ページ | https://www.city.tachikawa.lg.jp/kosodate/gakko/1004257/1004383.html |
本市では、令和6年9月に策定した「立川市立中学校部活動の地域連携・地域移行に関する推進計画」の改訂を検討しています。
文化部で休日に活動を行っている部活動は、吹奏楽部のみとなっています。
休日に活動しているスポーツ競技や吹奏楽等の文化芸術活動を中心に
東京都の方針(市町村の土台になるもの)
東京都は「学校部活動の地域連携・地域移行に関する推進計画(令和7年3月改訂版)」(令和7年3月改訂(当初は令和5年3月策定))を示しています。市町村の取り組みはこの県の方針を土台に進むので、要点を表にまとめます。
| 県としての段階 | 改革推進期間(令和5〜7年度)、地域連携・地域移行を段階的に推進 |
|---|---|
| 文化部の扱い | 文化芸術活動も対象。吹奏楽は試行実施をとおして、事業委託により専門的な指導が可能であることを確認。専門的な指導力を有する人材を各学校の状況とマッチングして派遣し生徒の技能・意欲が向上したとする |
| 楽器の記述 | 確認できていません |
| 市町村への支援 | 区市町村への経費補助(部活動指導員・外部指導者の配置に係る経費を一部補助、総括コーディネーター等の配置支援、体制構築費用の支援)。指導者確保はTEPROサポーターバンク(登録サポーターを学校へ紹介する事業)への登録促進で対応 |
| 担当 | 東京都教育庁指導部指導企画課部活動振興担当(電話03-5320-7474) |
| 公式ページ | https://www.taiiku-kenko-edu.metro.tokyo.lg.jp/club_activity/local_clu |
事業委託により専門的な指導が可能であることが分かった
TEPRO サポーターバンクへの登録促進に取り組む
立川市の吹奏楽部は、これからどうなるのか

公式サイトによると、立川市は令和6年9月に「立川市立中学校部活動の地域連携・地域移行に関する推進計画」を策定しています。令和7年度末までに全市立中学校で休日の部活動から段階的に取組を進めるとされ、現在は計画の改訂を検討していると書かれています。
令和5年度の文化部は43部あり、休日に活動している文化部は吹奏楽部のみと書かれています。計画でも休日のスポーツや吹奏楽等の文化芸術活動を中心に取組を進めるとされています。スイラボは、立川市の文化部の地域移行では吹奏楽部が最初の当事者になると考えています。
受け皿としては中央大学との連携・協働や合同部活動がトライアル事業として書かれていますが、地域クラブの数は確認できていません。会費は保護者が負担し可能な限り低廉にするとされていて、金額は確認できていません。
一方で、楽器についての記述は確認できていません。学校の備品を地域クラブで使えるのか会費で楽器をまかなえるのかは、吹奏楽ならではの大事な論点だとスイラボは考えています。借りる方法や中古という選択肢も含めて話し合っておくことが、続けられる場所づくりにつながると思います。
東京都の計画では、吹奏楽の試行で「事業委託により専門的な指導が可能であることが分かった」とされています。区市町村には指導者の配置に係る経費を一部補助する支援も書かれています。
地域展開が進む一番の理由は少子化で、誰かが悪いわけではないとスイラボは考えています。物差しはコンクールの成績だけでなく、始める子と続ける大人が増えたかどうかだと思います。
地域クラブになったとき、楽器はどうする?
部活動が地域クラブに変わるとき、いちばん現実的な問題が楽器です。学校の備品をそのまま使えるのか、クラブが自前でそろえるのか、個人で用意するのかは自治体や学校ごとに扱いが違います。立川市の公式の文書に楽器の記述が見つからない場合は、クラブや学校に直接確認するのが早道です。
個人で用意する場合の選択肢は3つあります。楽団やクラブの備品を借りる、中古楽器を買う、月額制のレンタルを使う、です。続けられるか分からない最初の1年は、買わずに借りて様子を見る家庭も増えています。

東京都全体でスイラボに掲載されている吹奏楽団
立川市の外にも通える範囲の楽団があります。東京都でスイラボに掲載されている一般の吹奏楽団は次のとおりです(掲載順・13団体)。
- 東京シティブラスオルケスター
- 板橋ブラス
- Rings Wind Ensemble
- Twinkling Winds Tokyo
- Marble Wind Brass TOKYO
- 杉並くじら音楽団
- 池上ウインドアンサンブル
- 狛江市民吹奏楽団
- Multiphonic Wind Ensemble
- すぎなみ彩楽ウインドシンフォニー
- Wind Ensemble GRIT
- 黒門吹奏楽団
- 西巣鴨発吹奏楽団ガモスイ
楽団の探し方や入団までの流れは 東京都で吹奏楽団に入りたい人のガイド にまとめています。
立川市はいま、休日の吹奏楽をどう地域につなぐかを計画の改訂も含めて形にしている途中です。決まりきる前の今だからこそ、保護者や楽団や指導者の声が届く余地があると思います。子どもにとっての音楽を始める入口と大人になっても続けられる場所が、この町に根づいていくことをスイラボは願っています。
あなたの楽団・地域クラブも、スイラボに無料で掲載できます
地域クラブや一般楽団の情報は、その町で楽器を続けたい人の道しるべになります。掲載は無料で、練習場所・練習日・募集パートを載せられます。

この記事の考え方の土台は、服部悟『吹奏楽部の地域展開を考える問題集』(noteで無料公開)です。
出典と更新について
- https://www.city.tachikawa.lg.jp/kosodate/gakko/1004257/1004383.html
- https://www.city.tachikawa.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/004/383/tachikaw
- https://www.city.tachikawa.lg.jp/kosodate/kyoiku/1004241/1004395/1020006/1008539.html
- https://www.taiiku-kenko-edu.metro.tokyo.lg.jp/club_activity/local_club.html
- https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/kyoiku/2025-09-04-215652-947
- https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/kyoiku/08_2_2
- https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/kyoiku/04_3_2
公式サイトの確認日は2026-10-20です。自治体の発表が更新された場合や、掲載内容に誤りがある場合は、スイラボのお問い合わせからお知らせください。確認のうえ修正します。


