【スイラボ特集】地域に寄りそい、家族みたいなあたたかさを― 佐倉シャルマンウインドオーケストラさんインタビュー
吹奏楽の楽しさは、「音」だけでなく、その音の中にある人の思いやつながりが形になるところにもあります。
今回スイラボでは、千葉県を中心に活動している佐倉シャルマンウインドオーケストラさんにお話をうかがいました。
いろいろなジャンルの音楽へのチャレンジ、メンバー同士のあたたかい関係、そして地域とのつながり。
その中で見えてきたのは、音楽が好きな仲間として、そして家族のような存在として歩んでいる楽団の姿でした。
■ いちばんの自慢は「幅広いレパートリー」

佐倉シャルマンウインドオーケストラの大きな魅力は、ジャンルにこだわらず、様々な音楽にチャレンジしているところです。
クラシック、ポップス、映画音楽、演歌まで、本当に幅広く演奏しています。
「次はどんなステージになるんだろう?」とお客さんにワクワクしてもらえるようなプログラム作りを大切にしているそうです。
メンバー自身も「いろんなジャンルに触れられるのが楽しい」と感じながら活動していて、ステージでもわくわくしながら演奏しています。
■ パートをこえてつながる、あたたかいコミュニティ
佐倉シャルマンウインドオーケストラの魅力を語るうえで欠かせないのが、「とにかく仲がいい!」というところです。
楽器のパートや年齢、経験年数に関係なく、メンバー同士が自然に助け合い、支え合っています。
その雰囲気は、まるで大きな家族のようです。
練習が始まる前の時間には、
パートが違うメンバー同士でもあちこちでおしゃべりが弾みます。
奏者同士の距離が近く、リラックスした空気です。
「今日はおつかれさま!」と笑顔で声をかけ合ったり、休憩時間に音楽以外の話で盛り上がったり。
音楽を中心にしながらも、人と人とのつながりがちゃんとある場所です。
初めて練習に参加した人でも自然と輪の中に入っていけるような、柔らかい雰囲気があります。
分からないことがあればすぐに誰かが声をかけてくれたり、
困っている人がいればパートに関係なく手を差し伸べたり。
そんな自然体の優しさがあるからこそ、安心して活動を続けられる環境になっています。

特に印象的なのは、
「この楽団に入って音楽を続ける楽しさを思い出した」
「ここに来ると元気が出る」
と話すメンバーが多いこと。
楽器の上手さだけではなく、ここにいたいと思える空気があるのです。
お互いを大切に思う気持ちがあるからこそ、長く愛されてきた楽団になり、
新しいメンバーも自然と馴染んでいけるのだと感じます。
音楽を楽しむ気持ちが、連鎖して広がっていく――。
これこそ、佐倉シャルマンウインドオーケストラらしいコミュニティの形なのかもしれません。
■ コロナ後の課題は「新しい仲間づくり」
一方で、コロナ禍以降はメンバーの人数が減ってしまい、
今の課題は新しい仲間を迎えることだと言います。
ブランクのある方、学生時代に吹いていた大人の方、
そして若い世代の方もみんな大歓迎です、のこと。
「まずは見学から、気軽に来てもらえたら嬉しい」
という思いを胸に、日々の活動を続けています。
■ 地域に根ざした音楽活動
佐倉シャルマンウインドオーケストラは、地域とのつながりもとても大切にしています。
年に2回の自主コンサートを開くだけでなく、活動エリアの市町村が主催するイベントにも積極的に出演しています。
地域の人たちに音楽を届け、「地元に愛される吹奏楽団」として活動の場を広げている楽団です。
■ 若い世代へ扉をひらき、未来へつなぐ

今後の目標としては、若い世代の参加を増やすこと。
「平均年齢が少し高めなので、もっと若い方にも入ってきてもらえるとうれしい」
という声もあがっています。
世代を超えて色々な人が一緒になって音をつくることで
もっと豊かでもっと面白い、吹奏楽の世界が広がっていきます。
佐倉シャルマンウインドオーケストラは、これからも長く続いていく楽団を目指しながら、地域とともに歩み続けていきます。


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