吹奏楽部は親の負担が大きい?お金・送迎・楽器問題の現実と軽くする方法
子どもが吹奏楽部に入った。音楽に打ち込む姿は嬉しいけれど、気になるのが親の負担です。結論からお伝えすると、吹奏楽部の親の負担は大きく「お金」「送迎」「手伝い」の3つに分けられます。そして、そのどれにも軽くする方法があります。この記事では、負担の正体を整理して、ひとつずつ対処法をご紹介します。
親の負担は大きく3つです
- お金。楽器の購入やレンタル、リードなどの消耗品、楽譜、演奏会やコンクールの遠征費など
- 送迎。朝練、休日練習、コンクール会場への送り迎え
- 手伝い。保護者会、楽器運搬のサポート、演奏会の受付など。内容は学校や部によって大きく異なります
もうひとつ見落とされがちなのが、気持ちの面の支えです。オーディションに落ちた日、コンクールで負けた日。そばで気持ちを受け止めるのも、吹奏楽部の親の大切な役割だったりします。
一番悩むのは「楽器を買うかどうか」問題

吹奏楽部の親の悩みで特に大きいのが楽器です。管楽器は新品だと数万円から数十万円。決して気軽な買い物ではありません。
まず確認したいのは、学校の備品楽器を使えるかどうかです。多くの部では備品楽器からスタートできます。パートや学校の事情によっては自分の楽器が必要になる場合もあるので、最初に顧問の先生に確認しておくと安心です。
自分の楽器が必要になったときも、いきなり新品を買う以外の道があります。中古楽器という選択肢、そしてレンタルという選択肢です。
一般社団法人ネクストウィンズ・ジャパン、株式会社TOMONI、株式会社服部管楽器の3社が共同運営する「がっきレンタ」は、月額1,500円(税込1,650円)からの楽器レンタルで、通常使用での修理・点検費込み、全国に宅配対応しています。子どもが続けられるかまだ分からない時期は、レンタルで様子を見てから購入を考えるという順番が、家計にも気持ちにも優しい方法です。

負担を軽くする考え方
- 全部を完璧にやろうとしない。送迎も手伝いも、できる範囲で大丈夫です。家庭ごとに事情が違うのは当たり前です
- 分からないことは先輩保護者に聞く。部のルールや慣習は部ごとに違います。経験者の知恵が一番の近道です
- 楽器の購入は焦らない。「すぐ買わないと続けられない」ということはほとんどありません。顧問の先生や楽器店に相談してから決めましょう
- 消耗品は計画的に。リードなど定期的に必要なものは、まとめて準備しておくと慌てません
よくある質問
楽器は必ず買わないといけませんか?
いいえ。学校の備品楽器を使える場合が多く、レンタルという方法もあります。買うかどうかは、子どもの様子を見ながら決めて遅くありません。
毎月どれくらいお金がかかりますか?
部費や活動内容が学校ごとに違うため、一概には言えません。部費に加えて、リードを使う楽器(クラリネットやサックスなど)は消耗品費がやや多めになる傾向があります。入部前後に部からの案内で確認しましょう。
子どもが「辞めたい」と言い出したら?
まず理由をゆっくり聞いてあげてください。人間関係なのか、上達の壁なのか、体力的な問題なのかで、かける言葉も対処も変わります。すぐに結論を出させず、一度立ち止まる時間を作るのがおすすめです。
保護者会の役員は必ずやるものですか?
学校や部によって仕組みが違います。共働きなどの事情に配慮してくれる部も多いので、できないことは早めに伝えておくとお互いに楽です。
親の応援が、子どもの音楽を支えています
負担の話ばかりしましたが、吹奏楽部の子どもにとって、家で「今日どうだった?」と聞いてくれる人がいることは、何よりの支えです。コンクールの結果がどうであれ、楽器を続けた時間は子どもの財産になります。無理のない範囲で、音楽のある日々を一緒に楽しんでください。

