「手が緑で、しかも臭い」ホルンあるある それ、吹奏楽あるあるです。第34話

第34話吹奏楽あるある連載
「手が緑で、しかも臭い」ホルンあるある

ホルンといえば、右手をベルの中に入れて演奏するのが基本奏法。見た目からして独特ですが、その代償として起きる現象がふたつあります。手が緑色に染まること、そして――なかなかの臭いを帯びること。今回はその「ホルンあるある」を深掘りします。

音葉

音葉
今回はホルンのあるあるです!ベルに手を入れて演奏するの、見るたびに「すごい形だな〜」って思うんですよね。
そう、ホルンはベルが横を向いていて、右手を中に入れて音程と音色を調整するんです。それが積み重なると……手に青錆がうつって緑色になるんですよ。
結

奏太

奏太
「ホルン あるある」「吹奏楽 ホルン あるある」で検索すると、手が緑になる話はほぼ全員が書いてます。一字一句、確かめました。さらに「蒸れて臭い」というキーワードも必ずセットで出てきます。
ホルンのベルに手を入れて演奏すると手が緑色になって蒸れて臭くなる吹奏楽あるあるの漫画
漫画:県立かつおぶし高校吹奏楽部

ホルンあるある「手が緑になって蒸れる」のはなぜ?

ホルン(フレンチホルン)は、演奏中に右手をベルの中へ差し込みます。これは単なる持ち方ではなく、音量・音色・音程を繊細にコントロールするための奏法。手の角度や深さひとつで音が大きく変わるため、ホルン奏者は何千時間もベルの中に手を入れ続けることになります。

なぜ手が緑色になるのか

ホルンの管体は真鍮(銅と亜鉛の合金)でできています。演奏中に手汗や湿気が触れると、銅の成分が酸化して青錆(緑青)が生じます。これが手のひらに付着することで、練習後の手が緑色に染まるのです。石けんで洗えば落ちますが、長時間の練習後はそれなりに頑固です。

なぜ蒸れて臭くなるのか

吹奏楽器を演奏すると、息から生じた水蒸気が管内で冷えて結露します。この水分がベル付近に溜まり、演奏中の温度でじわじわ蒸発します。ベルの奥に手を入れているため、その蒸れた空気が手にまとわりついて離れない——これが「蒸れて臭い」の正体です。楽器固有の金属臭も加わって、独特の香りになります。

  • 練習後の右手が緑色に染まっている
  • 洗ってもなんとなく金属の臭いが残る気がする
  • 夏場の練習は特に蒸れがひどい
  • 他パートの友人に手を見せると必ず引かれる

それでもホルンを選んだ理由

「手が緑になるってわかってても、ホルンの音色が好きだから」——そういうホルン奏者は多いです。和音の中で音楽を支える豊かな中音域、マーチでの存在感、協奏曲での表情の豊かさ。緑の手は、その音楽への愛情の証でもあります。吹奏楽の世界ではホルンあるある「右手がシュレックになる」として第33話でも取り上げましたが、蒸れと臭いはまたひと味違う体験です。

音葉

音葉
つまり練習すればするほど、手が緑でくさくなるということですね……。
そうなんですよ。努力が手に出るんです。緑色で。
結

奏太

奏太
「吹奏楽 ホルン あるある」で調べると、経験者のほぼ全員が「でもやめられない」と書いてるんですよね。一字一句、確かめました。
手が緑でも臭くても、ホルンはやめられない。
結

音葉

音葉
それ、吹奏楽あるあるです!

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県立かつおぶし高校 吹奏楽部

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