「吹奏楽部は文化部なのに、なぜ足腰が鍛えられるのか」それ、吹奏楽あるあるです。第16話
吹奏楽の「あるある」を、漫画家キムラマミさん(県立かつおぶし高校吹奏楽部)の漫画とともにお届けします。


🎶吹奏楽部は「文化部だから楽」? そんなことはありません
「文化部だから筋トレしなくていいじゃない」「楽器吹くだけでしょ?」——吹奏楽部員なら一度は言われたことのある言葉です。でも経験者なら分かります。あの一言を聞いたとき、心の奥にじんわり広がる「もや」の正体を。吹奏楽部は、れっきとした体力勝負です。
基礎練だけでも、体力的にかなりきつい
吹奏楽部の練習はまず「基礎練」から始まります。ロングトーン、スケール、タンギング——これらを正確に行うためには、腹式呼吸で安定した息をコントロールする体幹が欠かせません。
さらに、楽器を構えた姿勢を長時間キープすることで、肩・腕・腰に相当な負荷がかかります。管楽器は見た目より重く、それを吹きながら支え続けるのは地味に大変な作業です。
- 毎日のロングトーンで肺活量・腹筋・横隔膜が鍛えられる
- 楽器を支え続けることで肩・腕・背中に疲労が蓄積する
- 立ったまま長時間の演奏で足腰が確実に鍛えられる
夏休みこそ、吹奏楽部の真の戦場
吹奏楽部の夏は、コンクールシーズン。この時期の練習時間は、学校によっては1日8〜10時間に達することも珍しくありません。
灼熱の体育館での合奏練習、楽器の移動・搬入・ステージ設営——演奏以外にも体を動かす場面が多く、「文化部だからラク」というイメージは、夏が終わる頃には誰の頭からも消えています。
まとめ:「文化部だから楽」は、完全に幻想です
吹奏楽部経験者に「楽だった?」と聞けば、全員が苦笑いで首を振るでしょう。呼吸・体幹・持久力——どれをとっても、地道な鍛錬なしには音楽になりません。
「文化部だから楽でしょ?」と言われるたびに胸の中でもやっとする——それ、れっきとした吹奏楽部あるあるです。
吹奏楽部あるあるは他にもたくさん。第15話「ホルンの楽器紹介、なぜいつも『かたつむり』なのか」 も人気です。入部での保護者の負担が気になる方は 吹奏楽部は親の負担が大きい? もどうぞ。
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