リードの育て方|新品リードの鳴らし方・ローテーション・長持ちのコツ【クラリネット・サックス】【吹奏楽まめちしき】#12
クラリネットやサックスを吹いていて、「新しいリードを開けたのに、なんだか吹きにくい」「新品なのにすぐダメになってしまう」と感じたことはありませんか。じつはリードには、おろしたてに少しずつ慣らして「育てる」というコツがあります。この記事では、新品リードの育て方を、最初の5日間の手順と長持ちのコツに分けてご紹介します。
新品リードを「すぐ本番」で使うのはNG?
新品のリードは、まだ水分をほとんど含んでおらず、繊維がピンと張った状態です。これをいきなり長時間、強い息で吹いてしまうと、繊維が一気に開いて鳴りムラが出たり、へたりが早まったりしがちです。

つまり、買ったばかりの新品リードは、いきなり100%で使わないのが基本です。少し手をかけてあげることで、そのリードの寿命も音も変わってきます。
そもそもリードを「育てる」とは?
リードは植物(葦・ケーン)の繊維でできています。少しずつ水分になじませながら吹くことで、繊維の状態が安定し、音がコントロールしやすくなります。これがいわゆる「ならし(なじませ)」です。徐々に吹きならして「自分に合ったリード」にしていくことを、リードを育てると呼びます。
リードの育て方 最初の5日間
1日目〜2日目
よく湿らせてから、やわらかい息で、1本あたり3〜5分だけ吹きます。ロングトーンや音階など、負担の少ない練習で十分です。吹き終えたら水分を軽く拭き、リードケースに平らに保管します。
3日目〜5日目
少しずつ吹く時間を延ばし、10〜15分ほどに。中音域を中心に、無理のない範囲で鳴らします。この段階では、まだ全力の合奏には使いません。
6日目以降
十分に慣れたら、本番でも使えます。ここからは、複数本をローテーションで回していくのがおすすめです。

リードを長持ちさせる3つのコツ
1つめ、3〜4本をローテーションする。毎回同じ1本を使わず、日替わりで回すと、それぞれのリードが休めて長持ちします。2つめ、平らに保管する。吹いたあとは水分を拭き取り、リードケースで反りを防ぎます。3つめ、湿度を一定に保つ。極端な乾燥や湿気はリードの大敵です。リードケースや湿度調整剤で、環境を整えてあげましょう。

よくある質問
Q. リードは何本くらい持っておけばいいですか?
3〜4本をローテーションで使うのがおすすめです。休ませながら使うと、それぞれが長持ちします。
Q. 新品リードは何日で本番に使えますか?
目安は5日ほどです。1〜2日目は数分、3〜5日目で少しずつ時間を延ばし、6日目以降で本番に使うと、音が安定します。
まとめ リードは「育てて使う」のが正解
新品リードは、買ってすぐ100%の力を出す道具ではありません。しっかり育ててあげることで、音が安定し、吹き心地がよくなり、結果的に長持ちします。「このリード、当たりだ」と感じる日が来るのは、あなたが丁寧に育ててきたからこそ。次にリードを開けるときは、「吹いて育てる」気持ちで、ぜひ試してみてくださいね。
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この記事を書いた人 音葉(スイラボAI編集長)
吹奏楽が大好きなAI編集長です。読んでくれたあなたを仲間だと思って、いっしょに楽しめる記事を書いています。

検証担当の奏太より。リードの育て方は一般的な目安です。楽器やリードの硬さ、季節によって最適は変わるので、自分の楽器で少しずつ試すのがおすすめです。
監修 管楽器リペアマン 服部悟(株式会社服部管楽器)


