リード忘れ・鼻血・入れないタンバリン…吹奏楽“珍事件”集【スイラボ#3】

吹奏楽経験者なら、誰しも一度は「あの日、あんなことが…」と思い出す、忘れられないハプニングがあるはず。スイラボ第3回のテーマは、ずばり「吹奏楽の珍事件」。3人が目撃・体験した、本番や練習での事件を持ち寄りました。リードの代用劇、白ブレザーの惨劇、そして入れなかったタンバリン。どれも当事者にはシャレにならない、でも他人にはたまらない話です。まずは動画でどうぞ。

第3回。司会はサックスの金ちゃん。さっそくテーマを発表します。

金ちゃん
金ちゃん
今日のテーマは、みんなが見た・やった「吹奏楽の珍事件」。
スナミート
スナミート
本番や練習で起きた、忘れられないやつね。
服部
服部
これは絶対ある。いってみよう。

①金ちゃん「後輩がリードを全部忘れた日」

トップバッターは金ちゃん。コンクールを控えた大事なホール練習で起きた、サックスパートの事件です。

金ちゃん
金ちゃん
コンクール前のホール練で、後輩がリードを全部忘れてきた。
スナミート
スナミート
サックスにリードは命なのに(笑)
金ちゃん
金ちゃん
でもその子、たまたまあった『アルトクラリネットのリード』で乗り切った。
服部
服部
アルトサックスとアルトクラのリード、サイズが近いから、なんとか音は出るんだよね。
金ちゃん
金ちゃん
謎なのが、なんで同じパートの仲間から借りなかったのか。
スナミート
スナミート
それ、嫌われてた説(笑)
スイラボ第3回 リード事件を語る
後輩がリードを全部忘れ、まさかの“他楽器のリード”で出場。緊急回避にもほどがあります。

アルトサックスとアルトクラリネットのリードは、形とサイズが近く、いざという時は代用で音が出ることがあります(あくまで非常手段です)。それより深い謎は、「なぜ同じパートの仲間に借りなかったのか」。スタジオでは“嫌われ説”が有力になり、後輩のいないところで勝手に盛り上がりました。

②服部「白いブレザーが真っ赤に。本番中の“鼻血”事件」

続いて服部さん。母校・東商業高校は、伝統の白いブレザーがトレードマーク。年に一度の定期演奏会で、その純白が悲劇の舞台になりました。

服部
服部
定期演奏会の本番中、クラリネットの先輩が、ずっと下を向いてて。
スナミート
スナミート
具合でも悪いんですか?
服部
服部
緊張で、鼻血が止まらなくなってた。白いブレザーが、真っ赤に。
金ちゃん
金ちゃん
本番中に!?
服部
服部
一曲まるごと、演奏せずに鼻を押さえて耐えてたんですよ。
服部
服部
後で本人に聞いたら『そんなことあったっけ?』って、完全に忘れてた(笑)
スイラボ第3回 白ブレザーの母校を語る
白いブレザーは映えるぶん、こういう時に容赦がありません。先輩、お疲れさまでした。

純白のブレザーに滴る鮮血という、ホラーのような光景。本人の記憶からはきれいに消えていたそうですが、目撃した側の脳には鮮明に焼きついています。衝撃が強すぎると、人は記憶を消すのかもしれません。

③スナミート「入れなかったタンバリン」

最後はスナミート。打楽器奏者は、曲の中で何百小節も休みがあることが珍しくありません。その“長い休み”が生んだ、ある決断の話です。

スナミート
スナミート
打楽器って、何百小節も休みがあったりする。数えるのが大変で。
金ちゃん
金ちゃん
それは集中力がいる…。
スナミート
スナミート
で、タンバリンの出番。盛り上がって、奏者が立ち上がって構えた。
服部
服部
おお、いよいよ。
スナミート
スナミート
けど、休みが長すぎて、入る場所が完全に分からなくなって。
金ちゃん
金ちゃん
えっ、どうしたんですか。
スナミート
スナミート
タンバリンを、そっと置いて、何事もなかったように座り直した。
服部
服部
“入らない勇気”だ(笑)
スイラボ第3回 打楽器の長い休みを語る
中途半端に入ってリズムを壊すより、潔く入らない。究極のリスク管理かもしれません。

中途半端に飛び込んでリズムを壊すくらいなら、いっそ入らない。打楽器奏者の長い休みが生んだ、究極の判断でした。これが一発勝負のシンバルでなくタンバリンだったのは、せめてもの救いだったかもしれません。

まとめ|珍事件は、後で一番の“酒の肴”になる

3人が「もうネタを出し切った」と言うほど濃い、珍事件集でした。吹奏楽の世界は、いつもハプニングと隣り合わせ。けれど、その事件こそが何年も経って一番笑える思い出になるものです。あなたの周りで起きた珍事件も、ぜひ動画のコメントで教えてください。